１級建築施工管理技士とは、国土交通省管轄の国家資格のひとつです。
１級建築施工管理技士の試験は年１回、財団法人建設業振興基金により実施されます。
この試験は大変難関な事でも知られていますが、毎年１次試験には約半数が合格するものの、最終２次試験では残った半数の中から更に４割弱しか合格していません。
最初の受験者数から考えると、２割弱しか合格していないという事になります。
平成１９年度では、２３．８７１名が受験。１次試験合格者数１１．０８８名、２次試験合格者数６．２１２名、合格率１５．８％だったそうです。
１次は学科試験。
施工管理法、法規などの問題をマークシート方式で回答していきます。
２次は実地試験。
施工管理法についての記述式筆記試験（３時間）です。
前年度１次に合格した方は次年度１次試験は免除され、２次試験から受験する事が出来ますので、１度ダメでも次年度もう一度受験するという方も多いみたいですね。
１発合格を目指すよりは、まずはダメもとで受験の雰囲気に慣れておくのも必要かもしれません。
詳解1級建築施工管理技術検定試験過去5年問題集（’10年版）